スイッチ 読書感想③
第三章
意思決定の麻痺
象使いは意思決定を担当する
選択肢の増加により良い選択肢であっても思考停止による最初の計画に戻る
※24種類のジャムと6種類のジャム
※外科手術と2種類の投薬
※年金や投資の積み立て種類
※20人の街コンより4人の合コン
選択肢が増加すれば体力に負担がかかり象使いは疲労する
※ウィンドショッピングが他の活動よりも疲労する理由の一つ
※負担を背負いきれない程の選択の自由は人間の開放ではなく人間を萎縮と暴圧させる
現状の安定は選択肢が切り捨てられていて習慣による自動運転である
変化の時期には選択肢が急激に増えて自動運転は通用せずに不慣れな意思決定に変わる
※習慣が惰性的な空気の死毒になっている場合
変化は新たな選択肢と不確かな曖昧さを生み出す
曖昧さは象を不安にさせ見慣れた道に戻ろうとする
※これ以上進んだらどうなっちゃうんだの感覚
変化を成功させるには?
①曖昧さを打破するには大事な一歩の台本を描く
②見知らぬ危険な道のドキドキワクワクに懸ける
※ALL ブラジル鉄道システム
危険な財務状態からの脱却
①収益を上げる
燃料補給をなしに機関車の燃料容積を増やした
※サウスウェスト航空がゲート折り返し時間を短縮してフライト数を増やした
②先行投資を最小限
③最善より最速
機関車が足りないから穀物運搬事業は断る
古い機関車を修理する
④あるものを使う
列車速度を低下させないために新しい金属レールを購入するのではなく廃駅レールを解体して現役の路線に設置する
新行動を起こすには曖昧さを徹底的に排除する
新行動が明らかだと思い込んでしまうと逆効果
※フードピラミッドやカーレインボー
親子相互交流療法 PCIT
虐待の特徴である強制とストレスを断ち切る
親に葦のように心を柔軟に曲げる
親が抵抗しなければ子どもには戦う対象がなくなる
変化を生み出した喜びは象に体力を漲らせる
明確な台本は抵抗を消し去らせる