ストレスを力に変える 読書感想②
第二章
ストレスは悪だとされた理由
マウスの実験は人間に置き換えたら拷問
※妊娠中の心配ストレスは胎児の脳が発達・心肺機能の強化がある ※子供達が優れていると感じる
過保護に育てた猿より引き離した猿の方がレジリエンスが高い。
※幼児期のストレスは好奇心とレジリエンスに繋がる場合もある故に親も成長しなくてはならない。
※脳を利用してストレスに適応できる
希望を見つけ、考えて選択して意味を見いだせる能力がある
※ストレス反応の種類は複数ある
①闘争・逃走反応 ※スリルを物理的に排除する
格闘能力の向上、炎症拡大回復力上昇、心肺機能向上 ※短期的な効果が高いが長期的利用で副作用があるストレス悪影響が発現 視野狭窄 心疾患
交感神経優位による意思力・集中力向上
②チャレンジ反応 ※スリルを楽しむ興奮する
身体能力の向上、学習能力の向上、フロー状態
副作用が少ない状態 ※負傷率と攻撃性は低下する
※戦闘には①と②の複合を使用する
好奇心増加
交感神経と副交感神経バランス最適化
③コミュニティ・還元反応
抱き合う、SEX、授乳、繋がりを求める
身体能力・反応速度の低下 回避傾向化
還元力・理解力・感応力の向上
免疫力・心肺機能の向上
創造性、感受性、コミュニケーション反応
副交感神経が優位 注意力散漫・攻撃性の低下
ストレス反応の最終目的は回復
身体と脳がストレス反応がない状態を目指す
回復プロセス中の反応
活力による興奮 ①②③
落ち着かない ①②③
恐怖やショックや怒りを感じる ①③
罪悪感と悲しみ ①③
安心感や喜びや感謝 ②③
※ストレス免疫が高まるとストレスに抵抗が少なくなる反応しなくなり退屈な状態になる
※余裕ではなく強さではない。
※目的達成後の必須休止状態
ストレス反応とは自己が対処できるように身体と脳が準備するように助けてくれる証
※遺伝子によるストレス反応
①のアドレナリン興奮状態を好む傾向
③のオキシントンに対して敏感になる
ストレス回復力が生まれつき高い傾向
※ストレスに良くも悪くも影響を受けない
成長率が高くない・表現力と感性が鈍い
ストレスに敏感な傾向
※マイナス影響も受け易いがプラス結果も高くなる
成長率が高い・表現力と感性が高い
遺伝子傾向は人生経験や意識的な選択に作用するがストレス反応システムは適応性が高く戦略的に変化する。※ストレス反応システムは転換でき